びわ湖毎日マラソンが2月28日に開催され
鈴木健吾選手が2時間4分56秒の日本新記録で見事優勝を果たしました。
過去に日本新記録を出した選手には
設楽悠太選手、大迫傑選手がいます。
この二人は、日本新記録を更新したとして
日本実業団連合から報奨金1億円が贈呈されています。
大迫選手に関しては2度日本新記録を更新しているので2億円を手にしています。
しかし、今回日本新記録を達成した鈴木健吾選手には1億円は贈呈されません。
いったいなぜ1億円が贈呈されないのか?
また、びわ湖毎日マラソンの優勝賞金はいくらなのかとお金にまつわることに関してまとめてみました。
では、さっそく見ていきましょう!
報奨金1億円廃止の理由は?
今回、2時間4分56秒という記録で日本新記録を樹立した鈴木健吾選手。
前日本記録が2時間5分29秒ということで、夢の?4分台に到達!
しかし、前回の日本記録保持者である大迫傑選手のように1億円は支払われませんでした。
その理由は「日本実業団連合による報奨金制度が2020年3月で終了していた」ためです。
くしくも、報奨金制度が適用された最後の大会が去年のびわ湖毎日マラソンでした。
では、なぜ報奨金制度が終了したのか?
答えは簡単「東京オリンピックでの日本人選手活躍が目的」だったためです。
去年のびわ湖毎日マラソンを最後に東京オリンピックのマラソン日本代表が決定し
当初の報奨金制度を実施した目的である
「実業団駅伝チームというトップアスリートの大集団を擁する実業団が、マラソンの日本記録を超える複数のスター選手を早期に輩出し、その勢いを以って2020年東京オリンピックのメインスタジアムにマラソンで日の丸を揚げる。」
引用:Project EXCEED:実業団マラソン特別強化プロジェクト
を達成し終わったためです。(まだ東京オリンピックは開催されていませんが。。。)
結果として、この報奨金制度により日本新記録が3回塗り替えられたわけですが
当時の日本実業団陸上競技連合だった西川会長は
「日本記録(1億円)が3つ出たからいいんじゃないでしょうか。底上げは間違いなくできました。いやあー、しかしなあ…」
と目を丸くしていたそうです。w
びわ湖毎日マラソンの賞金はいくら?
報奨金制度は2020年3月に終了したわけですが
代表選手選考対象の大きな大会でもあったびわ湖毎日マラソンで優勝したわけですから
大会からの優勝賞金が気になりますよね!
しかし!
調べたところ、当大会では優勝賞金はでないとの衝撃事実が。。
びわ湖毎日マラソンの優勝賞金は0円!(開催側からの賞金に関して)
そもそも国内の大会で賞金が出る大会が少ないそうです。
誰もが知っている東京マラソンクラスだと順位に応じて以下の賞金が獲得できるみたいです。
1位:1100万円
2位:400万円
3位:200万円
4位:100万円
5位:75万円
6位:50万円
7位:40万円
8位:30万円
9位:20万円
10位:10万円
さらに、同大会で世界記録を樹立すると別途3000万円。
日本記録を樹立すると500万円が授与されるとのことです!
これだけ大会で賞金が違うとなると選手のモチベーションが心配ですよね。
仮に、今回の記録が東京マラソンでの記録だった場合、1,600万円授与されているわけですから。
1,600万円と0円って辛すぎますね。
アスリートの方は賞金より記録が優先なのかもしれませんが、
私からするとここまでの差はいかがなものかと思いました。
鈴木健吾の年収はいくら?
最後に鈴木健吾選手の年収について見ていきましょう!
公表されているわけではない為、
あくまでの個人の予想になりますのでご了承ください。
まず、鈴木健吾選手は大学卒業後から富士通に入社し
実業団選手として現在まで活躍されています。
実業団選手には
- 社員選手
- 契約選手
に大きく分けることができます。
社員選手というのは、配属先もあり、通常は午前中に働き、午後から練習するといった選手を指し
契約選手は、仕事をする必要がなく、企業のサポートを受け、練習に専念できる選手のことを指します。
皆さんもお分かりの通り、契約選手のほうが給料が良く、一般社員の給料より少し多いとのこと。
鈴木健吾選手は間違いなく後者の契約選手になりますので
富士通の同年代の平均年収を参考に算出してみましょう。
現在、鈴木健吾選手の年齢は25歳とのことで
20代の平均年収を調べたところ448,4万円との情報を発見しました。
そこから少し上乗せということで、約500万円辺りかなと推測します。
日本新記録を樹立するような選手にしてはかなり安く感じてしまいますが
オリンピックなどで活躍するような選手に関してはボーナスが支給され
年収1,000万円になる選手もいるとのことです。しかし、ごく少数みたいです。
まとめ
以上が、鈴木健吾の年収はいくら?びわ湖毎日マラソンの賞金も気になる!についてでした
。
報奨金制度が2020年3月に終了し
最後の大会が去年のびわ湖毎日マラソンだったこと。
東京マラソンとびわ湖毎日マラソンでの優勝賞金の差。
などなど、少し残酷かなとも思える内容の記事になってしまいましたが
日本新記録が樹立したことに関しては喜ばしいことなので
これからの鈴木健吾選手に期待し、東京マラソン等の大きな大会でまた日本新記録を達成してほしいですね!
最後までお読みいただきありがとうございます!
では、また別の記事で!